ちいちゃんパパのブログ

日々の、あることないこと。なんて、ほんとはちがう目的だったんですけど。まあ。いろいろ

男の子だもん

週末はちいちゃんが風邪気味なこともあって、あまり遠出はせずに過ごしました。咳というのはやっかいでぼくもちっちゃいころは苦しんだものだけれど、なかなか治まらないんですね。身体は元気だからいろいろしたいんだけど、免疫力は下がっているから油断するとすぐに熱が上がったりしてしまう。なのでなんだか、だましだまし様子を見ながら過ごす週末となりました。

 

でもおかげでぼくはゆっくりと料理ができまして。今年の目標のひとつはおいしいものを作ることなので、鋭意努力中なのです。

 

で、

 

週末のメニュー、土曜がサバの照り焼きを作ってみました。ほんとはぶりの照り焼きにしたかったのだけど、金曜の仕事帰りに寄ったスーパーには見事に食材がない。なのでサバということになりました。いや、サバも好きなんですけどね。

 

魚の照り焼きにしたかったのは、「手しおにかけた私の料理」のなかに照り焼きのメニューがあって、その作り方がいままでぼくがやってたのと違っていたから。

 

いままでぼくは生の魚をたれに付け込んでおいてフライパンで焼くという手順だったのですが、ここでは魚を焼いてからたれをかけるとのこと。焼いた魚に一気にたれをかけると思いのほか味がしみ込み、たれも無駄にしないし、出来ばえもきれいになるんだとか。それとぼくからすると付け込んでおかなくていいので非常に楽なわけです。

 

試してみると確かにきれいに焼き上がります。味もしっかり染み込んで自分としてもなかなかの出来ばえじゃないですか、なんて思ったりして。なんでいままでこうしなかったんだろうな。たれは若干レシピとは違うけど分かりやすい分量で、しょうゆ、みりん、酒を1:1:1で合わせ、それに魚のにおいがちょっと苦手な妻のためにしょうがをすって加えました。おかげで心配した臭みもなく、妻もちいちゃんもしっかり食べてくれました。

 

さらにおみそ汁もある方からのアドバイスで冷蔵庫に一晩寝かした昆布とかつおぶしの水だしを用意しまして、これはけっこうびっくりで簡単な白菜のおみそ汁(ちいちゃんがけっこう白菜好きなので)が、ほんといい味のおみそ汁に出来上がりました。以前からおみそ汁には昆布を使っていたのだけれど、作る直前に水につけて煮出すだけではあんまりいい味が出なくて結局ほんだしを加えてたりしたんですが、これはほんともったいなかったなあと。料理ってちょっとした手間が味を変えるものだなあととてもいい勉強になりました。

 

それともう一品、これもある方のブログをみておいしそうと思ってれんこんを炒めて塩と青のりを加えた「のり塩れんこん」も作りまして、これは妻には好評だったんだけど、ちいちゃんは食わず嫌いで食べてくれなかった。

 

ざんねん、きっと食べたらおいしかったと思うのだけれど。でもこれは完全にぼくの好みだったから仕方がない。で、これは後日、今日のぼくのお弁当のおかずの一品になりました。

 

そして日曜日は、ごめんなさい。この日は手抜き。市販のルーでビーフシチュー。しかも肉は牛ひき肉にしてしまった。仕事帰りのスーパーには手ごろな牛肉が残ってなかった。

 

それにもやしのおみそ汁とりんご。なんかほんと手抜きですが、その分ちいちゃんと遊ぶ時間を確保したということでご理解いただけたなら幸いです。

 

さて、

 

それで妻の評価はというと。「これなら食べれるね(サバは生臭くて食べられないんじゃないかと思ってたんだって)」でした。

 

これは進歩?

 

ちなみにビーフシチューは妻にもちいちゃんにも無難に食べてもらえたし、2日間「これは食べられないな」っていうのもなかったから、

 

うん。

 

ぼくはけっこうがんばった。

 

あんまり自己評価を厳しくしちゃうと続かないからね。なんて自分に甘いだけかもしれませんが。

 

***

 

土曜日は安静にしておでかけは控えましたが、日曜日は食材の買い出しもあってちょっとおでかけ。

 

茅ヶ崎のイオンスタイルに行きました。

 

ちいちゃんはアイカツのカードゲーム。妻はちいちゃんの洋服が買いたかったみたいです。ぼくはというとちいちゃんに付き添ってぶらぶら、いつものごとく特に目的はありません。

 

帰り際には本屋さんに寄って、ちいちゃんはお正月に妻のお兄さんからお年玉に図書カードを千円分貰っていて、なのでそれで買える本を探したいとのこと。

 

ぼくは昔から本屋さんが好きで、でも昔ってこんな子ども向けの本ってあったかなあとか思いながらちいちゃんと一緒に歩きました。

 

活字離れが進んでいるというけれど、図書館も本屋さんもなんだかぼくが子どものころよりもずっと魅力的な場所のように思えてぼくなんか一日中いても飽きないかもしれない。

 

で、

 

ちいちゃんが選んだ本が、「おもちゃの迷路」。ちょっと千円はオーバーしちゃったけど。

 

おもちゃの迷路 夜中にめざめるふしぎな世界 (迷路絵本シリーズ) [ 香川元太郎 ]

価格:1,404円
(2018/1/15 14:45時点)
感想(2件)


夜中になると動き出すおもちゃたちの世界。道に迷ってしまった音楽隊を無事音楽祭の会場へ連れていけるのか?

 

なんだか変なおもちゃの動物や、悪者につかまっちゃうヒーローがいたり(うさぎのぬいぐるみが助けてくれます)、アイドルの衣装を受け取りながら音楽祭を目指す女の子がいたり、ちいちゃんはとっても気に入ってしまった様子。

 

そしてぼくは永遠とちいちゃんといっしょに迷路の世界に迷い込むことになりました。ちなみにぼくはいろいろなキャラクターになって登場するわけですが、なんだかひどく評判が悪いのがミニオンズのグルー。へたっぴな関西弁で登場すると、

 

「パパ、ほんとやめて」

 

と、言われてしまいました(ぼくはけっこうグルーが好き)。「なんでわいばっかりそない嫌がるねん」それでもしつこく続けると、「もうほんといいからね、パパ」。

 

ごめんね、

ちいちゃん。グルーにも謝らなくちゃね。ごめんなさい。


***

 

イオンスタイルでお手洗いに行った妻とちいちゃんを待っていると、ちいちゃんぐらいの男の子がなぜかシャツをたくし上げておなか全開にして駆け抜けていった。

 

「なんでおなか出して走ってるのさ?」と、ぼくはびっくりして思わず声をかけてしまった。「風邪ひいちゃうよ」

 

「だって」と、男の子は答えました。「だって男の子だもん」

 

ん、

 

そういうことなの?

 

男のぼくには女の子の世界はそれはそれは複雑だけど、ちっちゃい男の子の世界もトトロの見えないぼくにはちょっと想像の及ばない世界なのかもしれない。

 

ぼくはトイレに駆け込んでいくそんな男の子を見送りながら、なんだかにやにやにやにやと笑ってしまった。子どもって、面白いなって。