始業式のあとで
ちいちゃんは9日の火曜日が始業式。ひさしぶりの学校は楽しく過ごせたようで、「学校、どうだった?」と、ぼくが聞くと、
「楽しかったよ」
と、答えてくれたので安心をしていたのですが、やっぱりひさしぶりの学校は疲れちゃったのか、それとも休み疲れが出てしまったのかその日の夜から少し咳をするようになってしまいました。
でもとりあえず熱はないし食欲もあるし、ココア事件を起こしたり、「遊んでー」と言えるくらいの元気はあるから、なるべく早く寝かせて朝の様子で学校どうするかは判断しようねと言って、その日は就寝したのですが、、、。
結果としてちいちゃんは風邪をひいてしまったみたいで、咳が治まらないので翌日10日は学校を休んで妻が病院に連れて行ってくれました。
ぼくが仕事から帰ると元気に出迎えてくれたけれど、咳はあまり良くなっていなくて熱は出ていないのだけれど、もともとちょっとぜんそく気味なところもあるちいちゃんは始業式のあとで新学期そうそう10日、11日と連続で学校を休むことになってしまいました。
新学期そうそう、ということでちいちゃんも不安かもしれないね。けれどまずはしっかり風邪を治そうね。
あせらなくても大丈夫。
パパもママも、応援しているよ。早く元気になって週末はできるだけたくさんあそぼうね!
***
さて、
ちいちゃんが風邪をひいても基本的にはぼくはもちろん会社に行かなくちゃいけないわけで。ちいちゃんが学校を休んでいるあいだも仕事。妻には任せっきりで申し訳ないけれど。
いつも、こういうときほんとうに感謝をしているのです。ときにはね、パパだって寂しいんだぞみたような愚痴を言ってしまうこともあるけれど、やっぱりぼくが安心して仕事ができるのはママのおかげだから。伝わっている?
いつも、
ほんとうにありがとう。
さてそれで、
昨日11日は鏡開き。会社でも女性の事務員がお汁粉を作ってくれました。なんか、こういうとき活躍してくれるのはどうしても女性なので、ここでもやっぱり申し訳ないなあって思いますが。とても、おいしかったです。ありがとうございました。
あ、
ちなみにちゃんと直接、伝えてありますよ。ブログのこの場だけなんてことはありませんのであしからず。
そんな鏡開きですが、ぼくは詳しいことをあまり知らないけれどはるか昔に祖母に聞いたことをいまでもなんとなく覚えている。
「神様はね、鏡餅に宿るんだよ」と、祖母は言いました。で、幼いぼくはなんで神様がお餅なんかに宿るのさと聞くと、祖母は真剣な顔で答えました。
「それはね、知らないよ」
「そうなの?」
「そうさ、私はたいていのことは詳しくは知らない。けどね、このお餅を食べると今年1年を健康に過ごすことができるんだよ」
だから、と祖母は続けました。「私たちはお汁粉にして家族みんなで食べるのさ」
それから何年も歳を重ねたぼくのなかで、いまはもういない祖母の精神は多分しっかりと生きている。たいせつなことはきっと、重箱の隅をつつくようなことではなくていかにぼくたちが幸せであれるかということなのだと思う。
だから、
我が家も家族3人、小さな鏡餅で作ったお汁粉を食べました。今年1年、みんなが健康であたたかな1年を過ごせますように。