去年はサンタクロースが来なかった
最近分かったことですが、ちいちゃんはサンタクロースを信じてるみたい。
で、
去年はサンタさんは来なかった。一昨年は願ったものをプレゼントしてくれなかった、と思っているみたいなのだ。
なんでそんなことになっちゃったのかと言うと、ちょっと長いおはなしになるわけだけど、今回はそんなおはなし。
***
まず、
一昨年のクリスマス。
ちいちゃんが欲しいと言ったのはディズニーみたいなドレス。でもこれ、選んでもらわないとどんなのがいいか分からないわけで。なのでぼくがサンタさんに頼まれた、という苦しい言い訳をして一緒に買いに行ったのだけれど、ちいちゃんからするとこれはサンタさんからのプレゼントではなくパパが買ってくれたもの、という認識になっているみたいなのだ。
その上またぼくが余計な事をしていて、一緒に買いに行ったものだけではファンタジー感がないよな、なんて思って「うみの100かいだてのいえ」という絵本をサンタクロースからということにして枕元に置いたりしたものだから大混乱。
ほんとはプリキュアのおもちゃを願っていたのに、サンタさんは願っていたものをプレゼントしてくれなかった、と思ってしまったわけなのだ。
で、
去年。
去年、ちいちゃんが欲しいと言ったのはポケモンシリーズの「ロトムずかん」というおもちゃ。そのころぼくは不動産屋さんと新居の打合せなんかでけっこう忙しかったものだから、また一緒に買いに行ってしまったのだ。
当然これもパパが買ってくれたもの、ということになっているわけで、去年、サンタさんは私にプレゼントを届けてくれなかった。
はい。
たしかにぼくのせい。
なので、ちいちゃんのなかではサンタさんへの不信感がいっぱい。去年はサンタさん来てくれなかったし、一昨年は願ったものを届けてくれなかった。
「ねえ、パパ」と、ちいちゃんはぼくに言った。「今年はサンタさんにちゃんと伝えてね」
3年前のクリスマスはちいちゃんに内緒でクリスマスプレゼントを用意することができて、ちいちゃんをびっくりさせることができた。だからちいちゃんはパパに伝えてもらえば、サンタさんは願ったものを届けてくれると思っているのだ。
ごめんね、
ちいちゃん。
ぼくはちいちゃんにかなしい思いをさせちゃったのかもしれない。大人の事情で、いつもそうはありたくないなんて思っているくせして、だいじなときに忙しいとか理由をつけてこどもの夢を奪ってしまう。
ぼくがきらいなものとなにひとつかわりやしない。
反省をしたのです。ほんとうにほんとうに。いつかどこかで分かってしまうことだからと言って、でもぼくは絶対に終わらせてはいけなかった。
だから今年は楽しみにしていて。きっとサンタクロースは来てくれる。ちいちゃんの枕元には願っていたものが届いていると思うよ。
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