ちいちゃんパパのブログ

日々の、あることないこと。なんて、ほんとはちがう目的だったんですけど。まあ。いろいろ

どうしてこんなに涙もろくなっちゃったんだろう?

仕事柄ぼくはラジオをよく聞くのだけれど、何日か前のこと、よく聞いているラジオ番組でこんなお便りが読まれていた。

7年前に旦那さんを亡くされた方からのお便りで、その方は旦那さんに毎朝お弁当を作っていたそうです。あまり得意ではなかったお弁当だけど、旦那さんはいつも「ごちそうさん」と言ってお弁当箱を渡されていたんだとか。もう叶うことはないけれど、できるならまたお弁当を作ってあげたい。

なんだろう?

なんか泣きそうになってしまった。ていうか泣いてしまった。

不覚にも。

朝から。

なんでだろう?

最近すごく涙もろい。ドラマや映画、ひどいときはラジオで流れている歌で泣きそうになってしまう。こないだなんか浜ちゃんのチキンライスって歌で泣きそうになってしまったくらい。

うーん。

ちょっと考えものかもしれない。でも昔はそうじゃなかったんだよな。あんまり、感動して泣くなんてことはなかった。

じゃあ、どうしていまは泣いちゃうんだろうって考えてみると、やっぱり守るべきものが増えたからなんだと思う。多分。

ぼくは基本的に弱いひとだ。争いは嫌いだし、痛いのもヤダ。ケンカなんてほんとうにしたくない。

だからいつも逃げてきた。誰もぼくになんて期待してなかったし、ぼくが逃げたって誰も気にもしなかった。

だから、
怖いものなんてなかった。

だって、
逃げちゃえばいいんだもん。

でも、
いまは違う。

怖いもんばっかだ。

ちいちゃんに何かあったとき、ぼくはちいちゃんを守ってあげられるんだろうか?

これから成長していくちいちゃんにカッコいい後ろ姿を見せてあげられるんだろうか?

子育てに苦労する妻の支えになってあげられるんだろうか?

だけど、怖くたってなんだって、ぼくは夫で父なのだ。もういつかみたく簡単に逃げ出すことはできない。

***

冒頭のラジオのお便りで泣いてしまったのは、多分ぼくがこの旦那さんのように素直に感謝を妻に伝えられていないからだ。

不安で、怖くて仕方ないからだ。

忙しいわりに少ない収入で家族を養っていけるのか、ちゃんと父親でいられるのか、妻のいい夫でいられているのか。

ぼくが死んじゃったとき、妻はこんなふうにぼくを思い出してくれるのだろうか?

そりゃ妻は、朝早いぼくに合わせて起きたりしないし、お弁当どころか朝ごはんだってないけれど、でも朝まだ寒い時間に洗濯を干して、ちいちゃんを起こして幼稚園へ送って行って。

部屋の掃除をして買い物に行って、ちいちゃんを迎えに行っておやつを食べさせていっぱい遊んで、で、夕食を用意して、お風呂を沸かして。

「おかえり」

って、ちいちゃんと一緒にぼくを迎えてくれる。

ちゃんと、
感謝しているよ。

伝わっている?

きっと、まだまだなんだろうな。ちょっとずつでいいかなあ。あんまり得意じゃないんだ。でもちゃんと分かっているつもりだよ。大変なこといっぱいだってこと。

ちゃんと感謝しているから、ちゃんと伝えられるようにがんばるから。

ママも、
ぼくを信じてみてください。

うん。

ん、

なんだろ、このブログ。こんなこと書くつもりじゃなかったんだけど、、、

すみません。
ちゃんと感謝は伝えよう、というおはなしでした。もーすぐクリスマスですし。スクルージじいさんみたくはなりたくないし。

はい。

ところで今朝のラジオで星になった父親についてのお便りが読まれていて、なんかね、また泣きそうになってたりして。

困ったなあ。
こんなんじゃ毎回、こんなブログを書くことになっちゃうなあ。